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健康ラボ

2022.03.14

パイナップル効果を生かす食べ合わせ

川井 紫夏子 料理編集&食ライター 編集プロダクションもくば舎代表 川井 紫夏子

果物の多くは木に成る実を食べますが、パイナップルは草の仲間なので、草の実です。パイナップルの表面に並んでいるぎざぎざは、その一つ一つが花が咲いたあとにできる小果とよばれるものです。つまりパイナップルはその小果が100個以上集まってできる「集合果」と呼ばれる果物なのです。私たちが食べているのは、小果に続く花托や子房がふくらんだ部分です。

この部分が充分にふくらんで熟したパイナップルには、ビタミンB1 やクエン酸、食物繊維など、日常不足しがちな栄養が豊富に含まれています。今回はこんなパイナップルの栄養を生かすための、上手な食べ合わせをご紹介しましょう。

パイナップルのビタミンB1 +グレープフルーツのビタミンCで心と体の疲れをいやす

<パイナップルとグレープフルーツのサラダ>

心にも体にもストレスをかかえがちな現代人がもっととりたいのがビタミンB1 とCです。ビタミンB1 は糖質がエネルギーに変わるのを助けて、体を疲れにくくし、ビタミンB1とビタミンCは精神的ストレスに強い体を作ります。パイナップルでビタミンB1 を、グレープフルーツでビタミンCをとる食べ合わせで、心と体の疲れをいやしましょう。

作り方
パイナップルとグレープフルーツを一口大に切って、ちぎったサニーレタスと混ぜ、それぞれの果汁を加えたフレンチドレッシングをかける。

パイナップルのクエン酸+ヨーグルトのカルシウムでカルシウム補給にぴったり

<パイナップルのヨーグルトスムージー>

パイナップルに豊富なクエン酸には、カルシウムの吸収をよくする作用があります。カルシウムは日本人に最も不足しがちなミネラルで、この20年ほどの間、国民の平均摂取量が所要量を上回ったことがありません。カルシウム豊富なヨーグルトにパイナップルを組み合わせて、カルシウムを効率よく補給しましょう。

作り方
サイコロ状に切って冷凍したパイナップルと薄皮をむいて冷凍したオレンジ、ヨーグルトドリンク、レモン汁をミキサーにかける。

パイナップルの不溶性食物繊維とりんごの水溶性食物繊維で体の中からきれいになる

<パイナップルとりんごのトースト>

パイナップルに豊富な不溶性食物繊維は水分を含んで便量を増やし、便秘を予防します。また、りんごに豊富な水溶性食物繊維は腸内の善玉菌を増やして腸の調子を整える働きがあります。パイナップルとりんごを食べ合わせて、不溶性と水溶性の食物繊維をとれば、便秘の悩みも解消されやすくなります。

作り方
パイナップルとりんごを角切りにして軽くバターでソテーし、トーストにのせて焼き、シナモンをふる。

川井 紫夏子

川井 紫夏子 Shikako Kawai

出版社勤務を経て、1985年に「もくば舎」を立ち上げ、主宰する。
各出版社(政界文化社、小学館、講談社、アスコム、
家の光協会などの単行本、MOOK、雑誌の特集記事などの編集に携わる。
同時にメーカーのPR誌の編集や商品コピーなども手掛ける。
昨今の健康ブームにより、「食と健康」をテーマとして扱う機会が多い。

出版社勤務を経て、1985年に「もくば舎」を立ち上げ、主宰する。
各出版社(政界文化社、小学館、講談社、アスコム、
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